大型ラフタークレーンの4軸化
大型ラフタークレーンは「45t→50t→51t→60t→65t」と、各メーカーが競い合い、ほぼ同サイズで性能をあげてきましたが、道路法遵守の観点から、2軸のラフタークレーンは平成20年夏を最後に製造・販売されなくなりました。
 それに変わり、平成20年冬から各メーカーは軸重の軽い4軸のラフタークレーンの製造販売をはじめています。

タダノGR-600NU(CREVO700 G3) カトウKR-70H-L(SL-700R) コベルコ
(Panther-X)
近日発売予定

2軸ラフターとの諸元比較
2軸 4軸
GR-600N
(CREVO600N)
KR-65H
(SL-650R)
GR-600NU
(CREVO700G3)
KR-70H-L
(SL-700R)
性能 60t×2.8m 65t×2.6m 60t×2.8m 70t×2.5m
車幅 3,000o 2,990o 2,780o 2,990o
全長
(ブーム除く)
12,290o
(9,475o)
12,590o
(9,665o)
12,815o
(10,410o)
12,900o
(10,700o)
全高 3,740o 3,680o 3,750o 3,740o
車両総重量 39,635s 39,595s 41,295s 41,145s
最小回転半径 6.44m 6.44m 7.55m 6.84m
ブーム 10.0m〜44.0m 10.0m〜44.5m 9.8m〜44.0m 10.0m〜44.5m
ジブ 8.0m〜12.7m 8.3m〜13.2m 8.0m〜12.7m 8.3m〜17.5m
旋回後端半径 3,550o 3,550o 3,550o 3,550o
アウトリガー 2,740o〜7,600o 2,690o〜7,600o 2,360o〜7,600o 2,690o〜7,600o