●概要
フォークリフト、ホイールクレーン、ショベルローダ等の特殊な構造を持ち、特殊な作業に使用する自動車のうち、エンジン総排気量や最高速度、車体の大きさ等が“小型特殊自動車”に当てはまらないものを運転できる免許です。 移動式クレーンではラフタークレーンを公道を走行させることができます。ラフタークレーンの大きさは関係なく、5tでも50tでもOKです。
この免許を取得するためには、公安員会認定の自動車学校に通い、取得する人が殆どです。認定自動車学校で卒業検定を受け卒業したら、運転免許試験所で学科試験(免許なしの人のみ)と適性試験を受けてください。
●受験資格
・18歳以上であること
・視力・両眼で0.7以上、1眼でそれぞれ0.3以上であること。片眼が0.3未満、もしくは片眼が見えない場合は他眼の視野が左右150度以上で視力0.7以上であること。
・信号が識別できること
・聴力が日常会話を聞き取れる程度あること
●教習所の規定時間
すでに持っている免許の種類によって、規定時限数が違います。普通車免許を持っていれば学科教習は免除になります。
※教習期限は「教習を始めた日から3ヶ月」です。
|
技能・第1段階 |
技能・第2段階 |
学科 |
免許なし(小特・原付含む) |
6 |
6 |
22 |
大型二輪・普通二輪
|
5 |
5 |
なし |
大型車・普通車(AT/MT)
(二種含む) |
3 |
3 |
なし |
●教習所の費用
合宿プランで9万〜11万円程度
通学プランの場合20万〜22万円程度
※保有免許によって教習内容が異なり、よって価格も異なります。
●その他
クレーンに乗りたい人には残念な話ですが、殆どの自動車学校では、フォークリフトを用いて教習を行っています。
|