大型特殊(第1種)自動車免許   資格取得ガイドへ

概要
  フォークリフト、ホイールクレーン、ショベルローダ等の特殊な構造を持ち、特殊な作業に使用する自動車のうち、エンジン総排気量や最高速度、車体の大きさ等が“小型特殊自動車”に当てはまらないものを運転できる免許です。 移動式クレーンではラフタークレーンを公道を走行させることができます。ラフタークレーンの大きさは関係なく、5tでも50tでもOKです。
 この免許を取得するためには、公安員会認定の自動車学校に通い、取得する人が殆どです。認定自動車学校で卒業検定を受け卒業したら、運転免許試験所で学科試験(免許なしの人のみ)と適性試験を受けてください。

受験資格
 ・18歳以上であること
 ・
力・両眼で0.7以上、1眼でそれぞれ0.3以上であること。片眼が0.3未満、もしくは片眼が見えない場合は他眼の視野が左右150度以上で視力0.7以上であること。
 ・信号が識別できること
 ・聴力が日常会話を聞き取れる程度あること

教習所の規定時間
 すでに持っている免許の種類によって、規定時限数が違います。普通車免許を持っていれば学科教習は免除になります。 
 ※教習期限は「教習を始めた日から3ヶ月」です。

  技能・第1段階 技能・第2段階 学科
免許なし(小特・原付含む) 6 6 22
大型二輪・普通二輪
5 5 なし
大型車・普通車(AT/MT)
(二種含む)
3 3 なし


教習所の費用
  合宿プランで9万〜11万円程度
   通学プランの場合20万〜22万円程度
   ※保有免許によって教習内容が異なり、よって価格も異なります。



その他
 
クレーンに乗りたい人には残念な話ですが、殆どの自動車学校では、フォークリフトを用いて教習を行っています。