移動式クレーンオペレーター就職ガイド ＳＴＥＰ1 仕事を知ろう オペレーターを目指す方には、不況続きで「リストラ」「賃下げ」と厳しい世の中、「手に職を持てば 安心」「稼ぎもいいだろう」「クレーンに乗っていれば上司や部下とのしがらみもないしノルマもない し」という脱サラの方もいるでしょう。また小さい頃からクレーンに憧れていた方もいるでしょう。しか しどの職業も大変なことがあるようにオペレーターの仕事も大変なことがたくさんあります。 ■オペレーターに不向きな人（私見です） 　早起きが苦手な人（現場作業開始が８時なので、出庫時間は早い） 　優柔不断・気弱な人（こわい職人さんに言われても無理な作業は無理と言わなければならない） 　口下手な人（ひとりで現場へ行くことが多いので何事も自分で処理しなければならない） 　車の運転が嫌いな人（帰りは特に渋滞のことが多い） ■給与 千差万別で一概にどれくらいというのは難しいのですが、昔ほどいい給与はとれないのが現状です。 　�@日給制 　�A日給月給制 　�B月給制 とありますが、多いのは�@�Aです。仕事の確保が難しい昨今は仕事がないときの保障はなく 仕事をした日数×単価のみという給与体系の会社も増えていて、安定性という面ではあまりよくありません。 またその逆に仕事のある会社へ勤めれば昼夜・休日まで働いてたくさん稼ぐということも考えられます。 　　移動式クレーンリース会社の給与 ■仕事内容 　ある移動式クレーンリース会社のラフタークレーンオペレーターの１日 ■年齢 　オペレーターの平均年齢（Ｈ8調べ） ＳＴＥＰ2 資格を取ろう 免許資格を持っていないでの就職活動は、免許を取得させるだけの費用を負担する余裕のある会社が 少ないので、かなり厳しいと思います。免許取得後に就職活動をした方が確実です。 　→資格取得ガイド参照 ＳＴＥＰ3 就職先を探そう ■乗りたいクレーンと就職先 移動式クレーンを持っている会社にもいろいろあります。�@�A以外は自社の工事の一部としてクレーン 作業を行います。�Fは移動式クレーンのほか移動式クレーンをベースとした建設機械（杭打ち機・杭抜 き機・アースドリスなど）を扱います。 ラフタークレーン・トラッククレーン クローラクレーン ミニクローラクレーン 車両積載型クレーン �@移動式クレーンリース会社 ◎ ◎ △ �A運送会社 △ ◎ �B土木工事専門会社 ○ △ ◎ �C大工・鉄筋工事会社 △ ○ �D造園会社 ○ �E荷役会社 △ �F基礎・杭工事会社 （○） （○） ○ ■探し方 　�@新聞広告 　�A求人雑誌 　�B直接電話